実際にマシンをウェイトをつけて動かすことによって、外観からはわからないマシンの状態(動きのスムーズさ、安定感)を把握することができる。また、その際、一番軽い重量、中程度の重量、フルスタックの三段階で試してみよう。なぜなら、軽い重量だとスムーズな動きであっても、高重量になるとがたつきがあったり、引っかかりが感じられる場合もあるからだ。
長く使うものであるし、トレーニングの効果にも影響を及ぼすものであるので、使用感については十分納得するまで確認することをお勧めする。
シート、フレーム、ケーブル等の状態の確認は必須。マシンで一番消耗する部分はここであるからだ。ケーブルが消耗している場合は必ず交換をする。シートの穴やフレームの塗装剥がれについては、使用に関しては問題ない部分でもあるので、考え方次第でもあるが、費用がかかってもしっかりリペアすることをお勧めする。
また、複数のマシンを購入するのであれば、統一感を出すために、シート張替え、フレーム再塗装を行うことも面白い。これを行うことで、中古マシンが外観上は新しいマシンに生まれ変わるといっても良いぐらい印象が変わる。そのように手を加えることで、マシンに対する愛着も湧くし、また、ジムイメージを打ち出すことも出来る。
実際に使用することが重要であることは、上記で述べたが、その際、シート高の調整部分もしっかり確認しておこう。サイズが合うかはもちろんだが、スムーズに調節できるか(動きの面で)も確認しておく。調整は常時行うものなので、そこがスムーズでなければ、日々のトレーニングにストレスを感じてしまうだろう。中古マシンの場合、新品と異なりここの部分が消耗している場合があるので、要チェック箇所である。
マシンの寸法は、カタログや仕様書によって確認できるが、忘れがちなのが、実際に動かす場合、トレーニーの動きの問題がある。マシンはトレーニングを行うためのものであるので、ただ置ければよいというわけではない。人の乗り降り、プレートの付け替え、ジム内の導線までをしっかりシュミレーションして必要な設置サイズを確保することが不可欠である。
実際に設置場所に搬入する場合、その経路のスペースもしっかり確認しておく。搬入口の状況によって、マシンを解体する必要があることもあり、その広さによって、どの程度解体するかの程度も異なってくる。業者とはこの点をしっかり打ち合わせをしておこう。
一番安価なのは、そのまま送りつけの場合である。ただこの場合は、トラックからマシンを降ろす作業を受け取る側で行う必要がある。もし、人手が確保できない、または搬入作業に不安がある場合は、購入業者としっかり打ち合わせを行い、搬入設置まで行ってもらった方が安心だろう。
購入した際は、整備も施されているが、使用するにつれて故障や破損が生じる可能性は避けられない。したがって、なにかあった時の対応についても考慮しておく必要がある。ジムの場合、マシンが故障したら、大きなロスが生じることになるので、業者のメンテナンス体制もしっかり確認しておくとよいだろう。