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【第11回】ポップピンのメンテナンス方法2とシート取り付け・清掃

ポップピンのメンテナンス方法2とシート取り付け・清掃

①■ポップピンノブ(シート調整、アームの位置を調整、固定するノブ)
前回、メンテナンス方法をご紹介させて頂いたポップピン可動部のメンテナンスとは別に今回はポップピンノブについてのメンテナンス方法をご紹介させて頂きます。

ポップピンノブとは:ポップピンを引く、または押す為のパーツ

使用環境にもよりますが、上記写真のようなノブタイプのポップピンはノブが緩むことがあります。
(日々の使用でノブをつかみ可動する事、振動などが原因です)

緩んだまま使用しているとノブが取れ怪我にもつながりますので締め付けの点検をお勧めします。
※Recyfitではポップピンを分解している為、すべてのポップピンにロックタイト263という緩み止めを塗っています。

耐熱用、高強度タイプのネジ緩み止め用接着剤。 ネジ部の隙間をシールし、液体などの侵入や腐食・摩耗を防止できる。 約20分で固着するが、完全に硬化させるには24時間必要となる。

①特殊工具がない場合
ポップピンは下写真のようにラジオペンチなどで押さえることをしないと回ってしまいますので、ピンを固定し ロックタイトを塗布⇒ノブを固定

②バイスプライヤーでの固定
ポップピンが回らないようにバイスプライヤーで固定⇒ロックタイト塗布⇒ノブを固定

■①シートの正しい取り付け方法
・点検
フィットネスマシンのシート/パットは使用時の擦れ圧迫により固定ボルトが緩むことがあります。
ボルトが緩んでいる状態で使用することによりボルト/メネジの破損、フレームの削れ、破損に繋がりますので修理コスト
を下げるためにも点検が必要です。
締め付け例

※シートの締め付けは締め方により後に緩みやすくなる為、下記の締め付け順序で行うと緩みにくくなります。
締め付け順序
左図:2本の場合:交互に少しずつ締め付け/絶対に片方ずつ締め付けをしない
中央図:3本の場合:対角に少しずつ締め付けを行う/絶対に1ヵ所のボルトを締め付けしすぎない
右図:4本の場合:対角に少しずつ締め付けを行う/絶対に1ヵ所のボルトを締め付けしすぎない

取り外し手順
取り外しは反対に外側からまたは小さなボルトから、対角線上に緩める。
※注意
シートのメネジは締めつけしすぎると空回りしてしまいますので注意が必要です。
下写真のようにメネジはシートに刺さるように固定され回らないようになっていますが、強い締め付けを行うとシートの木が削れたり、メネジのツメが破損することがあります。この事によりボルトを締め付けできなくなります。

清掃
清掃は基本的に中性洗剤、シートクリーナーなどを使用
ウエスだけでなく歯ブラシを使用するとシートの目に入った汚れを落とすことができます。
※パーツクリーナーなどの洗浄剤は汚れ、べとつきなどは落ちやすく綺麗になりますがシートが変色したりする可能性が高い為、使用しないほうが良いと思います。

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